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平野 Meets the Maker「冨士電線」

2019.02.18 メーカー特集

売る人の顔が見える製品を、顔が見える店から買いたい。毎回、様々な弊社取扱メーカー担当者にインタビューする「平野 Meets the Maker」。今回のゲストは、冨士電線の青木さんです。

冨士電線といえば、イーサネット配線で日本トップクラスのメーカーとして有名です。また製品開発や独自の配送システムで、業界でも異彩を放っているメーカーでもあります。
今日はイーサネット配線の雄、冨士電線の青木さんに最新の製品や会社のことを聞いちゃいました。

―― 簡単な自己紹介をお願いします。

「冨士電線 東京営業部 東京営業課の青木と申します。
入社して11年目、先輩後輩の上下からよい刺激を受けつつ、日々頑張っております。
小学校のころにサッカーをはじめ、現在も社内のフットサルサークルに所属しています。
結婚後に引越しをしてから遠方になり参加できないことも増えていますが、他部署・工場の方とも交流できる大切な場ですのでこれからも続けていきたいと考えています」

フットサルを楽しむ青木さん。会社のフットサルチームは、定期的に練習をし得意先と練習試合が活動の中心です。

―― 冨士電線とは、どのような会社でしょうか?

「弊社は東証一部上場企業である昭和電線ホールディングスのグループ企業として、1930年代から電線製造事業を行ってきました。LANケーブルや消防用ケーブルなど、各種ケーブルの製造・販売を通じて情報通信社会に広く貢献しております。
製品は神奈川県伊勢原市・山梨県南アルプス市の自社工場で生産しております。国内メーカーの海外生産が増える中、弊社では国産高品質のケーブルにこだわっております。
『いつでも、どこでも、なんでも』を合言葉に、即時納品に対応するなどお客様に頼っていただける会社になることを目指し、努力しております。
実際、弊社とグループ内の運送会社にて都内・神奈川のほとんどのエリアで1日2便配送を行っており、対応のよさにお褒めの言葉をいただくこともございます」

※「いつでも、どこでも、なんでも」… 冨士電線のモットー。高い品質にこだわり、豊富な品揃えと全国どこへでも即時納入できる生産・出荷体制を常に追求し、どんなことにも迅速に対応します。

―― ケーブルの印字に『TOKYO FUJI』と明記がされているのはどうしてでしょうか?

「日本には弊社以外にフジデンセンと名の付く会社が数社あり、その会社との区別の為に表記されるようになったかと思われます。東京にあるフジデンセン(もともと東京都の大森にて創立)を表しています」

―― 冨士電線のオススメ製品を教えてください。

「CAT6Aパッチコードのカラーバリエーションは、今イチオシの製品ですね!!
競合と比べてもここまで、豊富なカラーバリエーションは他社にも引けを取らないと考えています。 もちろんよく出るのは薄青・青という印象ですが、最近はCAT6A自体の需要も増えており、顧客のニーズによって色分けに対応できるようご用意しております。
出荷数は現状はCAT5E・CAT6に及びませんが今後の需要増を見込み、力を入れている製品です」

TPCC6A-PATCH … 薄青・橙・緑・黄・青・赤・白・黒
Cat.6Aチャネル特性を十分に満足した無遮蔽(UTP)パッチコード・エーリアンクロストークに対応

LANケーブルの色分けの基準とは?

日本国内の規格では、明確な基準は存在しない。
ちなみに米国Bicsi(Building Industry Consulting Service International)の基準では「青=水平ケーブル」「緑=ネットワーク接続」「黄=セキュリティ」など推奨のカラーコードが存在する

「CAT6Aの産業用LANケーブルも引き合いが増えている製品ですね。 高い耐屈曲性・耐ノイズ性を備えた産業用CAT6Aパッチコードは、現状他社では取り扱っていないオンリーワンの製品です。耐油PVCを採用しているところも特徴で、過酷な環境の工場や屋外の激しい動きを伴う配線にはコレが絶対オススメです」

HFS-TPCC6A PATCH-FA・HFS-TPCC5 PATCH-FA
撚り線導体を採用した耐屈曲ケーブル・二重シールド付高遮へいケーブル(AL/PET+銅編組)・耐油PVC採用(耐油性能及び耐摩耗性に優れたノンハロ減ウレタンシース仕様も製造可能)

「125℃耐熱LANケーブルも最新製品ですね。
これまでの一般的なUTPの上限温度を大きく上回る+125℃まで使用可能です。これにより幅広い温度環境(-20~125℃)での配線が可能になります。超細径・軽量タイプで可とう性に優れ、配線の省スペース化にも貢献できます」

H12-TPCC 5(S)
絶縁体にフッ素樹脂(FEP)、外被に耐熱PVCを用いている最新ハイテクケーブル。「見た目が地味なので...従来のシリーズとの違いは分かりづらいですよね...」と青木さん

―― 競合他社との比較した場合、御社の強みはどこでしょうか?

「冒頭でもお話しさせていただきましたが弊社の主要工場は国内生産・国内加工をしております。納期的なスピード感・細かい対応といった部分では競合他社に負けないと思っております。また豊富な在庫量・お客様のニーズに対応すべく研究・開発・改良に努めております」

―― 弊社との印象的な思い出はありますか?

「まだ私自身は担当を持たせていただいて1年半ですので、皆様にご迷惑をお掛けすることも多いかと思いますが、御社様の展示会に参加させていただいたことは思い出として残っております。準備段階から打ち合わせを重ねさせていただき当日は来場者数も多く、少しはお力になれたのかなと……」

―― 今後の展望について何かございますか?

「2019~2020年と首都圏エリアにおきましては東京五輪の開催に向け関連施設の建築・大規模再開発があります。またそれに関するネットワーク工事も必ず出てくると思っております。そこで少しでも御社の力になれますよう日々の営業活動を行ってまいりたいと考えております」

平野営業から一言

平野営業

今回は、このような取材に快く応じていただき誠にありがとうございました。
冨士電線の歴代担当さんはみなフットワークが軽く、まさに『いつでも、どこでも、なんでも』を体言されているなと感じました。歴代内勤アシスタントの方の対応もすばらしく、いつも大変お世話になっております(深謝)。
今後とも、ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

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